評価を得たがらないZ世代。優秀さを隠し、やる気を見せない。若者の価値観のネットの反応
僕がやらなきゃ誰がやる?
僕がやらなきゃ誰かやるんだよ!
下記動画の言葉です。どうしようもない言葉だけど無駄に思う所のある迷言ですね(笑)
最近は若者の仕事意識についての話題がよく注目を集めています。「仕事優先」「ある程度の自己犠牲は当たり前」の考えから、「自分優先」「自分を犠牲にするくらいなら働かない」の精神が強くなっています。
労働をしていると「会社の為」「会社を一番に」を意識する風潮が強かったですが、今は「自分の為」「自分の為にならない仕事はできるだけしない」。それが凡そのZ世代の正しい考え方になっています。
評価を得てはならない
労働の対価は労働
努力をしても増えるのはお賃金ではなく仕事
だから努力なんてしない。
この意見に「間違っている」と意見や反論を述べるのは簡単です。
しかし、多くの若者がこの考えに対して、共感し正しいと感じるのが今の社会でもあります。それも事実です。
確かに評価されれば、より難しい仕事が増え、信用を得る分、責任が増えるのは間違いないです。
しかし、昔はその評価に見合った対価に価値がありました。何よりその会社で成果を上げ、今より高い地位に就くことが目標としてありました。
今はその高い地位に価値や魅力を感じなくなってしまっています。
終身雇用は崩壊したと考え、転職が前提にあるのが今の若者です。
「この会社も何かあれば潰れる」今の時代そんな危機感を持って仕事をしている人も多いです。
出世は転職にも重要なことなんですけどね、それでもその会社に最後まで身を置く、という考えが前提にないのだから、身を削って会社の為に働こうとは思いづらくなるのもしかたないでしょう。
そもそも管理職は罰ゲーム
給料 1.3倍!
責任 5倍!
ストレス 10倍!
倍うつ病発症率100%アップの呪いの装備!
これ笑いましたww心の底から出世なんてしたくないはさすがにヤバさを感じでしまいます。
仕事は手段であって目的ではない。目的を目的にしては意味がない。生活さえできてれば問題ない。
与えられた仕事だけは、責任をもってちゃんとこなそうという考えはあるのです。
だからことそ、できるだけ仕事を振られないように評価を得られない仕事ぶりをし、そして、評価を気にしていないことを隠したりもしないのです。
中間管理職の苦悩
スキルや知識を隠す
「転職を前提」「終身雇用の崩壊」を意識している若者は自分磨きには貪欲です。
AIなどの新しい技術には関心を持ち、日々自分への自己投資を積極的に行います。
しかし、自分の為にならない仕事は断る為、仕事を取捨選択することが多いです。「上司の言うことは…」なんてもう言えず、命令しようものならパワハラ扱いです。
おかげで、上からも下からも板挟みになった中間管理職が悲鳴を上げているそうです。「下の方が怖い、厄介」という人も多いです。
考え方が大きく異なっているので、ヘタなこと言えず上司の方が委縮してしまうケースもあります。若者が腫物扱いされるのもしかたないでしょう。
上から求められることは昔のままなのに、下は自分たちがやっていたようには動いてくれません。実際に辞めている人も多いですし、中間管理職も今の社会の被害者の一人と言えます。
そうやって苦労している上司を見てしまうと、出世したいと思う人も減りますよね。
いろいろなスキルを積極的に磨く割にはそのスキルを評価に生かそうとはしません。
「できることがバレれば仕事も増える」Z世代が最初に考えるのはこれです。これがキッカケで異動なんてあったらたまったもんじゃないという考えになります。
業務効率化はかなり意識するけど、「効率化で空いた時間はバレてはいけない」です。
動画でも言っていますが、仕事に時間かけて残業した方が金が入りします。
努力による成果が年功序列で無価値になるのが耐えられないのです。
それでも将来への意識はしっかりあるようです。一番所得の少ない「20代」が新NISAの利用率が一番高いのは本当に驚きました。
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