川にジンベイザメが!迷い身動きが取れなくなっている様子に心配の声
愛媛県宇和島市の岩松川にて、見慣れないサイズの魚影、まさかの背ビレ、透けて見える斑点模様。
淡水の浅い川にいたのは、まさかの「ジンベイサメ」でした。
午前八時頃に川沿いを散歩していた人がたまたま発見したとのことです。
そのサイズなんと、「5メートル」。何も知らずにふと横を見た時、川で見るはずのない巨大サイズの魚に誰もが驚くことでしょう。
実際に目の前にすると最初は恐怖を感じるかもしれません。「気軽に近寄れ、入ることもできる」環境内に、こんな巨大生物が泳いでいると考えると、得も言われぬ感情に襲われます。
初見では驚く出来事ですが、水族館のガラス越しと違い、生でジンベイザメを見ることができるのはとても幸運なことでしょう。
実際、話を聞きつけた人・子供達が集まってきて、とても嬉しそうにしていたそうです。
ゆったり、ゆっくりと泳いでおり、しかも見えやすい位置も泳いできてくれていて、実際に見れた人には良い思い出になったかもしれません。
心配の声も
ジンベイザメにしてはあまり大きくない為、まだ子供のジンベイザメだと思われます。
通常こんな河口でみられることは無く、迷子の状態とも見てとれるので、無事に海に帰れるか心配されています。
潮が引いた状態でも迷い込んだままで、充分な水位が確保できずに身動きが取れない状態にも見えたそうです。
SNSでも、このまま弱ってしまったり、帰れなくならないかという声も多くあがっています。
5年ほども前にもジンベイザメが河口に迷い込んだ事例があり、その時のジンベイザメは迷い込み戻れずに死んでしまったそうです。
SNSの反応
ジンベイザメのその後
【速報】岩松川に現れたジンベエザメ死ぬ 10月まで海遊館で飼育の「海くん」と判明https://t.co/LoD1pPFBKQ
— 南海放送 NEWS CH.4 公式 (@RNB_houdou) November 6, 2024
岩松川に突如姿を現し話題となったジンベイザメですが、海に無事帰ることは無く、川で死んでしまい動かなくなっている状態で発見されました。
そのジンベイザメは、ダイバーと大阪海遊館のスタッフの確認により、今年の10月まで海遊館にて飼育されていたジンベエザメだということが判明しています。
同月に海洋生物研究所以布利センターから太平洋に放流したばかりだったとのこと。
名前を「海(かい)くん」というそうです。
亡骸の回収作業は終わっており、高知県土佐清水市の研究施設にて、死亡した原因を調査するそうです。
事情を考えていない私個人の意見にはなりますが、過去に似たような事例もあることですし、川に迷い込んだ時点で海に帰すようこちらから何かしたりすることは出来ないものなのでしょうか。
大型の野生動物の救助って普通に行われるものですよね。今後同じようなことにはならないことを祈るばかりです。
ネット・SNSの反応
ジンベイザメ関連映像⇩
巨大ジンベイザメが釣れた!pic.twitter.com/6x1W1lKodx
— 世界の動物図鑑@スマホケース販売中 (@jamafra1243) November 4, 2024
11月5日午後、宇和島市津島町を流れる岩松川にジンベイザメ… ホオジロザメも川を遡上するというから、気をつけよう! pic.twitter.com/tc4FV8Ibe8
— Ken (@VmGk84NL4Z56656) November 5, 2024
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